株主優待の実効利回り 診断
計算式
外部データは1件も使っていません。以下の四則演算だけで、すべての数字が決まります。
「失効した金額」を入れる欄が無い理由
期限切れで失効した分は、「使った枚数」の裏返しです。もらった枚数から使った枚数と換金した枚数を 引いた残りが、そのまま失効・使い残しになります。つまり「使った額面」を分子に置いた時点で、 失効分はすでに落ちています。
ここでもう一度「失効した金額」を引くと、同じ損失を二重に数えることになり、実効利回りが実際より 低く出ます。だからこのツールには失効額の入力欄がありません。代わりに、結果画面に 「期限切れ・使い残しの額面」として、引き算の結果を表示しています。
(この点は元の仕様書の式と意図的に変えています。仕様書の式は 額面×使用率 − 付随コスト − 失効分 でしたが、 第1項ですでに失効分が落ちているため、第3項は二重計上になります。)
判定の分かれ目
判定は回収率だけで決まります。銘柄そのものの良し悪しではなく、あなたがその優待をどれだけ価値に変えられたかの呼び名です。
使った枚数と換金できた分を足すと、額面の大半を回収できています。この状態なら「優待利回り」を額面のまま見ても大きくは外れません。次に効くのは、同じ回収率を保ったまま投資額あたりの額面を上げる(単元あたりの優待が厚い銘柄に寄せる)ことです。
もらった額面の3〜7割しか価値になっていません。原因はたいてい3つのどれかです。期限内に行けない、店が遠くて交通費が乗る、家族の人数と枚数が合っていない。使い切れない前提で枚数を減らすか、使わない分を早めに換金するかで、実効利回りは入力を変えずに上がります。
額面のうち手元に残った価値は3割台以下です。この水準だと、優待を理由にこの投資額を置いている説明が数字の側から崩れます。優待を外して配当だけで並べ直したとき順位が変わらないなら、優待は選定理由として機能していません(下の順位比較を見てください)。
「額面詐欺型」という呼び名は、額面という表示と、あなたの手元に残った価値の差を 指しています。企業が偽っているという意味ではありません。優待の額面は各社が金額換算した目安であって、 使い切れるかどうかは持ち主の生活圏と枚数の問題です。
前提値(変更できます)
このツールが判定しないこと
- ・これから株価が上がるか下がるか(相場の予測はしていません)
- ・その優待が来年も続くか(改悪・廃止の判定はしていません)
- ・どの銘柄を買うべきか(銘柄の推奨はしていません)
- ・あなたの税額(概算の割引をしているだけで、申告の計算ではありません)
優待が続くかどうかは株主優待「存続リスク」スコアラー、次にどれを買うかは株主優待×配当 二重取りカレンダーが扱います。
判定ロジックのバージョン: 2026-09-a
自分の実効利回りを測ってみる