株主優待の実効利回り 診断
優待利回りの分子は、世の中のどの計算機でも「額面」で計算されています。
みんかぶの優待利回りランキングも、四季報の実質利回りも、証券会社の優待特集も、分子は「優待の金額換算額」です。 ですが、その額面は期限が切れれば0円になり、店が遠ければ交通費のぶん目減りし、 家族が使わなければ紙のまま引き出しに残ります。
このツールは分子を「自分が実際に回収できた分」に置き直します。 使った額面に、使わない券を売って受け取った現金を足し、優待を使うためだけに払った費用を引く。 それを投資額で割ったものが実効優待利回りです。 額面3.2%が実効1.1%になるとき、その2.1ポイントは統計ではなく、あなたが去年捨てた金額です。
さらに、優待を外して配当だけで並べ直しても順位が変わらないかを判定します。 順位が1つも動かないなら、「優待が良いから買った」という説明は、あなた自身の回収実績の側から崩れています。
相場は予測しません。株価データも優待データベースも1件も取得しません。使うのは、あなたが覚えている 枚数と、証券会社の画面で見た金額だけです。
1. 持っている優待銘柄を、去年もらった分で入れる
必要なのは「投資額」「もらった枚数」「使った枚数」「1枚の額面」の4つだけです。 株価も優待データベースも取りに行かないので、証券会社の画面を見ながら手で入れてください。
この名前は端末内にだけ残ります。共有リンクにもOGP画像にも載りません。
今の評価額ではなく取得額。株価 × 保有株数です。
使わなかった枚数(= もらった − 使った − 換金)が、期限切れ・使い残しとして自動で引かれます。 別途「失効した金額」を入れる欄はありません(二重に引かないため)。
この名前は端末内にだけ残ります。共有リンクにもOGP画像にも載りません。
今の評価額ではなく取得額。株価 × 保有株数です。
カタログギフト・自社製品・ポイントなど、枚で数えられない優待はこちらで。 使わずに終わった分は自動で差し引かれます。
換金率 80% / ほとんど課税口座(特定/一般)
2銘柄・合計550,000円の優待
額面詐欺型額面の優待利回り → 実際に回収できた分で計算し直した優待利回り
利回りの数字は、あなたの手元にはほとんど届いていません。
額面のうち手元に残った価値は3割台以下です。この水準だと、優待を理由にこの投資額を置いている説明が数字の側から崩れます。優待を外して配当だけで並べ直したとき順位が変わらないなら、優待は選定理由として機能していません(下の順位比較を見てください)。
総合利回り(優待 + 配当)
銘柄別: 額面 → 実効
右の順位は「実効総合利回り(優待+配当)」で並べたときの順位です。かっこ内は「配当だけ」で並べたときの順位。
| 銘柄 | 額面 | 実効 | 未回収 | 順位 |
|---|---|---|---|---|
| QUOカード回収型 | 0.80% | 0.80% | 0円 | 1位(1) |
| 外食チェーンの食事券額面詐欺型 | 3.33% | 0.33% | 9,000円 | 2位(2) |
結果を残す・共有する
共有リンクに載るのは、判定・額面利回り・実効利回り・回収スコアと、ドブ額と銘柄数の「帯」だけです。 銘柄名も投資額も配当額も載りません。
入力の前に確かめること
数字の意味が変わってしまう項目だけを並べました。入力の前に確かめてください。
優待利回りの分母は取得額です。含み益で膨らんだ評価額を入れると利回りが実際より低く、含み損なら高く出ます。証券会社の「取得金額」欄の数字を使ってください。単元未満で優待がつかない銘柄は対象外です。
年2回もらう銘柄は2回ぶんを合計します。何年も前の使い残しを足すと、1年の利回りとして読めなくなります。逆に、去年もらった分をまだ使っていない(期限が来ていない)なら、それは今のところ未使用として数えてください。
自分の財布から出るはずだった支出が浮いたなら、それは回収できた価値です。人にあげた分は「換金・譲渡」に入れてください(金額を受け取っていないなら換金率を0%にすると、贈答としての価値を0円で見た厳しめの数字になります)。
優待券を使うためだけに出た交通費、最低利用金額に届かせるために足した注文、送料などです。もともと行くつもりだった店で使ったなら0円で構いません。ここを大きく入れるほど実効利回りは下がります。
配当は課税口座なら20.315%を概算で引きます(NISAなら引きません)。優待そのものは現物なので、ここでは課税していません。優待の課税上の扱いは人により変わるため、正確な扱いは税務署・税理士に確認してください。
計算式と前提
何をどう割っているかは全部先に公開しています。
使い残しは、期限が切れてから気づきます
3月期企業の優待が届くのは6月前後、有効期限が近づくのは11〜12月です。 そのタイミングで「まだ使っていない枚数を数える時期です」とお知らせします。 送るのはメールアドレスだけで、入力した銘柄名・投資額・額面・配当額は送られません。